あのカメラみたいな機械って何ですか?

測量士 事務員ブログ

道路で測量をしている場面を見かけることがあります。
そのときにカメラのような機械を覗いている人がいませんか?
そして、そこから少し離れた場所に赤白のポールを持った人が立っていたりしませんか?
測量をしている人はあの機械を覗いて一体何を見ているんでしょうか。何かの撮影をしているのかもしれないと、前を横切るときにちょっと気を遣ってしまいますよね。私もあの機械のことが気になっていたので、先生の測量に同行した際に少しだけ体験させていただきました。

あのカメラのような機械は『トータルステーション』という名前だそうです。
測量をするときには、まずこのトータルステーションを測量の基準となる点に設置します。そして観測する土地の境界点に赤白のポールを立てます。このポールには丸いミラーが付いていて、そのミラーに対してトータルステーションからレーザーを飛ばし、基準点からの角度と距離を測るそうです。ということは、あの機械はレーザーを飛ばしているだけで、撮影をしているわけでは無いということですね!

レーザーを飛ばす前には、トータルステーションのレンズに映る黒い十字線をダイヤルで調節しながらミラーの中心に合わせていきます。これがレンズを覗いている理由でした!私も実際に覗かせてもらい、中心を捉えようと試みましたが、素人にはミラーの中心がどこなのか分からず、調節するのがとても難しかったです。

そして、十字線がミラーの中心にセットできたら測定を開始し、レーザーを飛ばします。測定時間は一瞬だったので、歩行者などが機械の前を横切ってもほぼ影響はありませんでした。
ただ、困ったのは路上駐車などの障害物です。障害物があるとレーザーが飛ばせず、測量ができなくなってしまいます。そのため交通量が多い場所や人通りの多い街中で測量をするときは、なるべく早朝や休日などにおこなったりするそうです。

今回の体験で測量について少し知ることができたので、これから道路で測量をしている場面に遭遇した際に、自分の行動が作業の支障になるかどうかの判断がしやすくなりました。気になっていた謎も解けて良かったです。

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